ロボット用水冷式TIG溶接トーチABITIG®
自動タングステン電極棒交換システム搭載
コンポーネント部品の自動TIG溶接として、ロボットトーチをご使用でしょうか? 生産サイクルタイムを最適化し、セットアップ時間やメンテナンス時間を最短化したいとお考えではありませんか?ABICOR BINZELの新しい水冷式TIG溶接トーチシステム ABITIG® CT TEX により、その両方を実現できます。内蔵ケーブル型ロボットおよび外装ケーブル型ロボットの標準溶接ロボットの双方に対応しています。

本ロボット用TIGトーチでは、交換システムによりトーチネックを迅速かつ容易に交換できます。同一ワークで異なるトーチネック形状が必要な場合でも、異なる装備仕様が必要な場合でも対応可能です。タングステン電極棒の自動交換も同様に簡単に行えます。空圧式モジュール構造の電極棒クランプ機構により、自動化を容易に実現できます。その結果、システム稼働率の向上を実現します。
ABITIG® CT TEX の特長
水冷式 ABITIG® W500 CT TEX は、実績ある ABITIG® MT 溶接トーチをさらに進化させたモデルです。本ロボットトーチは、溶接性能・システム稼働率・汎用性のすべてにおいて新たな基準を確立します。
優れた溶接性能
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最適化された冷却構造とシールドガス流路設計により、500A・100%デューティでも優れ た溶接品質を実現します
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モジュール式3Dコールドワイヤ送給装置は、溶加材を使用する溶接用途にも後付け対応が可能です
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高精度かつ安定調整したワイヤ送給により、さらなる品質向上と溶接速度向上を実現できます
優れたシステム稼働率を実現
- ダウンタイム低減を実現する中核技術として、新開発のタングステン電極用空圧クランプ装置(TEX = Tungsten Electrode Exchange)を採用しています。
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空圧式電極交換は自動化が可能で、システム稼働率をさらに高いレベルへ引き上げます。
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また、空圧電極交換機能は手動操作にも対応しており、最大限の柔軟性を確保します。
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トーチネック交換も同様に迅速に実施可能です。接続ナットを緩めて交換するだけです。

図1:タングステン電極棒交換(手動の場合)

図2:トーチネック交換(接続ナットを緩める)

図3:トーチネック交換(トーチ交換
タングステン電極を手動交換する場合の課題
TIG溶接は高品質な溶接ビードを実現する高度な溶接プロセスです。その品質を維持するためには、常に最適な状態のタングステン電極が必要です。しかし電極摩耗時の手動交換には以下の課題があります。
手動交換の主な課題
- 交換作業に時間がかかり、システム稼働率が低下する
- 交換タイミングが遅れる、または交換忘れが発生する
- TCP位置が意図せず変化し、溶接品質低下や不良発生につながる可能性がある
ABITIG® W500 CT TEX による自動・高速電極交換を採用することで、長時間のダウンタイムや溶接品質低下の問題は解消されます。
TIG溶接ロボットのサイクルタイムを最適化し、セットアップ時間およびメンテナンス時間を削減してください。