運転
警告

有害な溶接・研削ヒュームの吸入による健康被害
溶接・研削工程では、有害な粉塵粒子を含むヒュームが発生し、表面に堆積して周囲の空気に混入する可能性があります。吸い込むと気道を傷つけるおそれがあります。
- 作業者用保護具を点検し着用してください。
- 本装置は、十分に換気されている室内でのみ使用してください。
- 本装置のすべてのシーリングに汚れがないように注意してください。
- 本装置は必ず、予め設けられたフィルターとともに運転してください。
- 本装置は必ず集塵容器を閉じた状態で運転してください。
- 本装置の電源をオフにした後に少なくとも1分間経過してから、集塵容器を開けてください。
- 運転中および清掃中は、本装置を閉じたままにしておいてください。
- 粉塵クラス Hの産業用掃除機または湿らせた布を用いて周囲の粉塵堆積物をすぐに除去してください。
警告

不適切な使用による火災のリスク
不適切な使用によって火災が発生するおそれがあります。これにより重度の火傷につながるおそれがあります。
- 粉塵爆発のおそれのあるエリアおよび爆発の危険のあるエリアでは本装置を使用しないでください。
- 油濡れ部品を溶接する際の溶接ヒュームを吸引するためには本装置を使用しないでください。
- 可燃物および液体を吸引するためには本装置を使用しないでください。
注意

吸引アームが動くことによる怪我の危険
装置を移動するときに吸引アームが横に飛び出ていると、周囲の人員が負傷するおそれがあります。
- 装置の移動は、吸引アームを直立させた状態でのみ行ってください。
注記

傾いた装置による物的損害
装置を移動するときに吸引アームが横に飛び出ていると、装置が傾くおそれがあります。
- 装置の移動は、吸引アームを直立させた状態でのみ行ってください。
注記

吸引アームの過剰な回転による物損
吸引アームを停止位置を超えて回転させると、損傷のおそれがあります。
- 停止位置(最大350°)を超えて吸引アームを回転させないでください。
- 吸引アームを作業内容に応じて設定します。
- 吸引フードを作業内容に応じて設定します。運転中には、吸引フードが溶接箇所の約20 cm上方に位置するようにしてください。
- 電気的な接続を確立します。
- 吸引フードのLEDライトをオンにします。
- 作業内容に合わせて空気量を調整します(フローレート制御)。
- <I/O>スイッチを<I>に設定してください。