メンテナンスと清掃
長寿命と完全な機能を確保するには、定期的なメンテナンスと清掃が必須です。粉塵を定期的に取り除くことで、フィルターカートリッジの耐用年数を延ばすことができます。メンテナンスサイクルは本装置の作業環境および稼働時間によって決定されます。装置を毎日8時間以上運転する場合は、必要に応じてメンテナンス間隔を調整してください。
警告

有害な溶接、研削、切断ヒュームの吸入による健康被害
溶接、研削、熱切断の工程では、有害な粉塵粒子を含むヒュームが発生し、表面に堆積して周囲の空気に混入する可能性があります。吸い込むと気道を傷つけるおそれがあります。
- 作業者用保護具を点検し着用してください。
- 本装置は、十分に換気されている室内でのみ使用してください。
- 本装置のすべてのシーリングに汚れがないように注意してください。
- 清掃およびメンテナンス作業後は、すべてのネジ接続部の締まり具合、漏れ、擦れ跡がないか確認します。緩んだネジを締め付けます。発見された不具合は直ちに修正してください。
- 粉塵クラスHの産業用掃除機または湿らせた布を用いて周囲の粉塵堆積物をすぐに除去してください。
警告

損傷した、または不適切に設置したケーブルによる感電
損傷した、または不適切に設置したケーブルにより、生命に危険を及ぼす感電につながるおおそれがあります。
- すべてのケーブルとコネクタに損傷がなく、安全に使用できる状態であるかどうかを点検してください。
- 欠陥があったり変形した、あるいは摩耗した部品は、必ず電気専門スタッフが交換してください。
注意

予想外の作動による怪我の危険
メンテナンスや清掃、または解体作業中に装置が電圧下にあると、回転部品が不意に稼働し、切り傷につながるおそれがあります。
- 装置をオフにしてください。
- すべての電気接続を切り離してください。